British W

Rick Wakeman
The Six Wives Of Henry VIII 1973 リック・ウエイクマンのソロ第一弾。Yes在籍中のソロで、バックはYesのメンバーが固めている傑作。冒頭曲Catherine Of Aragonは、ライブのソロをはじめセルフカバーで何度も登場する代表曲。Bill Bruford, Alan White, Chris Squire, Steve Howe他参加。
Journey To The Centre Of The Earth 1974 ジュール・ベルヌの地底探検をモチーフに作曲し、オーケストラを従えて、キーボード群に囲まれてライブ演奏。物語を音楽と語りで進行しており、たとえば主人公が地底で逸れてしまったときにはクラビネットをスリリングに演奏するなど、シーンを表現するような楽曲が展開される。なお、演奏に関しては、オーケストラも、RWのキーボードのどちらも素晴らしいのだけれども、ボーカルは弱い。
The Myths And Legends Of King Arthur And The Knights Of The Round Table 1975 アーサー王伝説を題材に、大々的にオーケストラを取り入れた大作。リアルタイムでよく聞いたアルバム。これもボーカルを何とかして欲しかった。美しいパートと少しコミカルなパートが交錯する楽曲、魔術師マーリンは代表曲、ライブのソロをビシっと締めるところなどなどでしばしば登場。
Lisztomania 1975 映画リストマニアのサントラ盤。フーのロジャー・ダルトリーがボーカル。リストの愛の夢などやっている。ロジャーはやはりクラシックを歌うのではなく、フーのヴォーカルやっているのがいい。
No Earthly Connection 1976 The English Rock Ensembleという訳分からないバンドを引き連れたソロ第五弾。科学的に証明できない現象をテーマとしたコンセプトアルバム。オーケストラこそ入っていないが、アーサー王の延長線上にある。
White Rock 1976 インスブルックの冬季オリンピックの記録映画ホワイトロックのサントラ盤。オリンピックにふさわしくスリリングな音楽が多く、ボーカルはない。かなりよいアルバム。
Criminal Record 1977 犯罪者をテーマにした曲で構成したアルバム。ヘンリー八世以来のキーボード中心に戻ったアルバム。リアルタイムの記憶では、久々にとっても納得したアルバムだった。
Rhapsodies 1979 多数の楽曲が結構散漫に収録されている。
The Burning 1981 cf -> Charisma
1984 1981 cf -> Charisma
Cost Of Living 1983 cf -> Charisma
A Suite of Gods 1987 Tony Fernandezがds、テノールのオペラ歌手 Ramon Remediosが参加したアルバム。ほとんど、テノールの歌がメインで、バックでnew age風のキーボードが奏でられている感じ。キーボード奏者R.Wakemanのアルバムと思わなければ、ミュージカルの音楽を静かに聞いている感じで、悪くはない。
Black Knights at the Court of Ferdinand IV 1989 Mario Fasciano (ds,vo)との共作。Fascianoのびやかなイタリア語の歌と、Wakemanのソフトな雰囲気のキーボードで織りなすトータルアルバム。疲れないアルバムで、結構よい。
Zodiaque 1990 New Age風で、全体的に淡い感じのアルバム。
`Classical Connection 1991 過去の代表曲をピアノで演奏。疲れたときに、癒し系で、これはいける。当時、結構よく聴いた。
`Classical Connection II 1991 過去の代表曲をピアノだけでなく、エレピなど含めて演奏。基本的にBGM系。
Rick Wakeman's Greatest Hits 1982 2枚組。ラウンドアバウトなど、Yes時代の曲をキーボードで演奏。地底探検もやっている。基本的にBGM系。
Return To The Centre Of The Earth 1999 ゲストボーカルにJustin Hayward, Trevor Rabin, Ozzy Osbourne, Bonnie Tyler, Katrina Leskanich, Tony Mitchellを迎え、London Symphony Orchestraをバックに展開。昔の地底探検とは別に新たにストーリー、曲をWakemanが書き下ろしたもの。奇数トラックはPatrick Stewartのナレーション。
Stella Bianca alla Corte di Re Ferdinando 2000 再び、Mario Fasciano (vo)との共作。
The Six Wives Of Henry VIII Live at Hampton Court Palace 2009 ソロ第一弾を、オーケストラ、コーラスを取り入れて演奏。ヘンリー八世即位500年記念のライブ。自分にとってのプログレ入門盤を完全版ライブなので、感慨深く聴けた。キーボード・シンフォの決定盤の一つと数えたい。


Wally
Wally 1974
Valley Gardens 1975 穏やかに明るく、絶妙にポップな感じの魅力的なメロディの音楽を、バイオリンなども絡ませて演奏しているアルバムで、疲れたときにも心地よく聴けるアルバム。


Walrus
Walrus 1971 cf -> Deram


Warhorse
Warhorse 1970 cf -> Vertigo
Red Sea 1972 cf -> Vertigo


Darryl Way
Concerto For Electric Violin 1978 ソナタ形式のクラシカルな作品。Francis Monkman (key)、Ian Mosley (ds)らが参加。第二楽章はWolfのアルバムCanis LupusラストMcDonald's Lamentのテーマを用いている。


Web
Fully Interlocking 1968 cf -> Deram
Theraphosa Blondi 1970 cf -> Deram
I Spider 1970 Webの3rdアルバム。本アルバムで、デイブ・ローソンが参加。路線が変化。ピアノ等のキーボード、ビブラフォン、saxなどが活躍して、ジャズロック的なプログレサウンドになったアルバム。


Mike Westbrook
Marching Song Vol.2 1969 cf -> Deram
Mike Westbrook's Love Songs 1970 cf -> Deram
Metropolis 1971 cf -> NEON


The Who
My Generation 1965 売るためにマネジメントによって当時流行っていたモッズのスタイルをさせられたらモッズの代表格になってしまったThe Whoのデビューアルバム。もちろんMy Generationの格好良さ、インパクト大。
A Quick One 1966
The Who Sell Out 1967
Tommy 1969
Live At Leeds 1970
Who's Next 1971
Quadrophenia 1973
Who Are You 1978 タイトル曲のノリの良さは抜群。Keith Moonの叩きまくりのドラムも最高。本作が彼の最後のアルバムなのが残念。


Steven Wilson
The Raven That Refused To Sing 2013 Porcupine Treeの中心人物かつ21世紀の英国プログレ界を牽引する彼の3番目のスタジオアルバム。適度な疾走感とドラマチックさが絡み合った傑作。
Hand Cannot Erase 2015


Wishbone Ash
Pilgrimage 1971
Argus 1972


Wolf
Canis Lupu 1973 cf -> Deram
Saturation Point 1973 cf -> Deram
Night Music 1974 cf -> Deram


Roy Wood
Boulders 1972 cf -> Harvest


Robert Wyatt
Rock Bottom 1974 cf -> Virgin



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